この本を聴くにあたって最も重要で、忘れてはいけない点は、
投資というのはそもそも、
「いまの状況はこう。だからいまのうちにこれをすれば、 将来はこうなる可能性が高いから、これをしよう。」
という考え方。
本当にザックリと言ってしまうと、この本で書かれている「武器」 とはこの投資家的な考え方のことなのです。
この国、この世界の現在の状況を描写してくれ、 それらがこれからどの方向に向かうかの予測を描写してくれる。
それらを元に、いま僕らはなにに注力すべきかを教えてくれます。
具体的には、会計、英語、ITスキルなど、持っておいたほうがよいとされる資格や技術に対して、それを手に入れても、結局なにも変わりませんよ、ということ。
弁護士や医者など、ハイステータスな職業が、いまやそうではなくなってるよ、ということ。
僕らはみんな工場で生産されるコーラのようにコモディティ化してるから、どうやって周りとの違いを生み出すのか?ということ。
僕はこの本を3回聴きましたが、 とてもとても全ての武器を受け取りきれなかったような、 そんなたっぷりと内容が詰まった本です。
良いアクションを起こすつもりなら、早いほうがいい。
良い本を読むつもりなら、早いほうがいい。
購入はこちらから↓
-
僕は君たちに武器を配りたい
- 瀧本哲史
- 定価:1890円
書籍はこちらから↓