生き方―人間として一番大切なこと

 

ブックオフの「洋書コーナー」で、はじめてこの本と出会いました。

日本人の稲盛和夫氏の本が、わざわざ英語に訳されていたのです。

ナポレオン・ヒルやマーフィーやカーネギーで育った僕にとって、成功哲学や自己啓発の分野は、英語圏から「輸入する」のが当然だったのです。

しかしその洋書コーナーでは、稲盛和夫氏の「生き方」は、それらの本にヒケをとることなく、むしろ堂々と、本棚に収まっていたのです。

そして本屋の日本語のコーナーに移動し、日本語で書かれた「生き方」と対面。

「絶対、最高の内容なんだろうなぁ。」

と思いながら、僕はそのコーナーを立ち去りました。
なぜなら、「生き方」はあまりにも分厚かったから!

きっと、日本人の中を流れる、毅然とした、価値のある哲学が書かれているであろうその本。それでも、3センチほどもあるその本を自宅に買って帰る気は起きなかったのです。

大きな損失であることを理解しつつも、ここでこの本を買っても、その分厚い本を開く日がくることを、僕は想像できなかったのです。

 

少なくとも僕の人生で、おそらく6時間はかかるであろう「生き方」を読む時間は、捻出できない自信があったのです。

 

数ヶ月後。オーディオブックの存在と、Febeの存在を知り。
分厚い本でも、カンタンにその内容を頭に入れられると知りました。

 

Febeのラインナップに「生き方」が並んでいたのを発見したときに小躍りした僕の姿が想像できるでしょうか!?

 

 

2倍速で聞けばだいたい4時間なので、2日間の通勤時間に、「生き方」を僕は聞き切ることができたのです!

 

 

あまりに素晴らしい内容と、あまりの手軽さに、僕は今日までに3回、「生き方」を聴きました。

 

 

紙の本を買っていれば、3回どころか、まだ10ページも読んでいなかったかもしれません。

もちろん「生き方」を読んだところで、人生が激変するわけではありません。
しかし稲盛和夫氏の、

「自分の内面を磨き」
「他社の利益を優先し、大局的にものを見る」

姿勢は、人生が進んでいく角度を少しずつ変え、数年、数十年先に、自分が立っている場所を変えてくれるかもしれません。

 

事実、この本に書かれている内容は、それを知ったから明日からハッピー!!というようなものはひとつもなく、自分の価値観の根底を揺さぶるものばかりです。

 

日本を代表する技術者であり、経営者の言葉の数々は、すべての自分を高めたい方にオススメします。

購入はこちら↓

生き方―人間として一番大切なこと

書籍はこちら↓