レビューの記事一覧

この本を聴くにあたって最も重要で、忘れてはいけない点は、この本を書いたのは「投資家」であるという点です。

 

投資というのはそもそも、
「いまの状況はこう。だからいまのうちにこれをすれば、将来はこうなる可能性が高いから、これをしよう。」
という考え方。

 

本当にザックリと言ってしまうと、この本で書かれている「武器」とはこの投資家的な考え方のことなのです。

 

この国、この世界の現在の状況を描写してくれ、それらがこれからどの方向に向かうかの予測を描写してくれる。
それらを元に、いま僕らはなにに注力すべきかを教えてくれます。

 

具体的には、会計、英語、ITスキルなど、持っておいたほうがよいとされる資格や技術に対して、それを手に入れても、結局なにも変わりませんよ、ということ。
弁護士や医者など、ハイステータスな職業が、いまやそうではなくなってるよ、ということ。
僕らはみんな工場で生産されるコーラのようにコモディティ化してるから、どうやって周りとの違いを生み出すのか?ということ。

 

 

僕はこの本を3回聴きましたが、とてもとても全ての武器を受け取りきれなかったような、そんなたっぷりと内容が詰まった本です。

 

良いアクションを起こすつもりなら、早いほうがいい。
良い本を読むつもりなら、早いほうがいい。

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僕は君たちに武器を配りたい

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レビュー

冒険に出よう 著:安藤美冬

冒険に出よう 著:安藤美冬
この本をきっかけに、僕はオーディオブックと出会いました。

はじめてこの本を知ったのは、お昼休みに本屋で平積みされているのを見たときでした。

渋谷の109の前で撮影された表紙と、「未熟でも未完成でも、いまの自分で突き進む。」というメッセージが心にぶすりと刺さったのを覚えています。

パラパラとめくり、買おうか迷ったものの、ここ最近は「本を買う」という習慣が少なくなってきていました。

家の本棚は無限にあるわけではないし、一度読んだ本を再び読むなんてことは滅多にない。という、「物理的な」原因で、買う本は厳選する習慣が見についていて、そのときは買いませんでした。

 

しかしその数日後、たまたまフォローしていた安藤美冬さんのFacebookで、「冒険にでよう」がオーディオブックで聴けますよ、というつぶやきが流れてきたのです。

ほとんど迷うことなく、あれよあれよという間にFebeのサイトに進み、初めてそこでオーディオブックを買いました。

 

前置きが長くなってしまいましたが、この本は僕にとって、本の内容そのものももちろんですが、オーディオブックの可能性に目覚めさせてくれた、重要な本となりました。

この本を聴いて最も強く感じたのは、「なんだ、この安藤美冬さんて、普通のひとじゃん」ということです。

前半の会社員時代の話などは、本当にごくごく普通の新入社員、いやどちらかというとちょっと将来が心配な方。(すいません)

そんな安藤さんの姿を本の中で見たあと、現在の活躍ぶりを見る。
その瞬間に僕のなかで生まれる、

「普通だった安藤さんも、いまやこんなに活躍してる。ということは、自分にも・・・」

とフツフツと湧き上がってくる、その感情こそが、もっとも大きな収穫となりました。

イヤイヤ、ホントに、普通の姿なんですよ、会社員時代の安藤さんの姿が!心身が疲れて家で寝てるところなんて、僕の元カノそっくりというか。。。とにかくどこにでもいる一般人が、時代のいちアイコンになるまでの軌跡を読めるのが、この本の価値なのです!

その軌跡を生んだ秘訣を安藤さんは「戦略と情熱」とくくっていましたが、まさしくそのふたつ。
戦略と情熱をもって、大量の行動を起こしたからこその現在です。

 

いつまでも誰かのフォロアーでいたくない方はきっとこの本から

「いまの姿のまま、いま、突き進む」勇気と戦略をもらえるかもしれません。

 

1本目のオーディオブックとして 、オススメの一冊です。

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