外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々

我々の血税はどこに消えているのか?

僕は税金を払うのが好きではありません。
市民税も。所得税も。消費税も。

いつもイヤイヤ払ってます。
だって、何に使われてるかわかんないんだもの。

「税金は公務員の給料だから、そのおかげで警察も市役所もあるのよ。」
「ゴミ収集だってしてもらえるのよ。」
「道路だってできるのよ。」

そう言われながら育ちましたが、 26歳になった今でも、釈然としません。
それは「搾取されてる」とか、「有効に使われていない」と、どこかで感じているからです。

その「搾取されてる感じ」はただの被害妄想なのか、あるいは火の無いところに煙は立たず。なのか・・・?

市場原理の働かない世界。

市場原理というのは、
「リスクをとればそれ相応のリターンが得られる。」とか
「人気の無いモノは世の中から消える」とか、世の中の全体を司る原理です。

世の中のほとんどの場面で市場原理は有効なので、みんながうまくやれています。

しかしこの「外資系金融の終わり」は、市場原理の働かない世界の話です。

それは銀行や金融業界です。
高いリスクを背負って、成功すればそのひとの成果。これは当然。
高いリスクを背負って、失敗したら・・・国が補填するのです。

「銀行」というシステム自体が世の中の根幹を支えているので、銀行を潰しちゃまずい。ということです。

え、、、国が補填するということはつまり・・・

しっちゃかめっちゃか難しい世界。

正直言って、僕はこのオーディオブックの内容を十分には理解できていないかもしれません。

専門用語や聞きなれない言葉も多いです。
特に証券会社やお金の仕組みに詳しくないのであれば、パッパラパーな部分も多いと思います。
なのでもしこのオーディオブックを買う方は、あまり構えず、リラックスして聴くのをオススメします。

金融業界のことがわかりにくいのは当たり前。
その「わかりにくさ」こそが、理にかなっていないことを隠す衣であり、

それでも藤沢さんは、かなり親切に書いてくれています。

例えば聞いていて、「ちょっとわからないな」と思うとしましょう。
そこですかさず、
『あのウォーレン・バフェットだって・・・』とか、
『ハレンチな接待の実情を教えよう・・・』とか、キャッチーな内容も入ってくるので、優しさが感じられる。

「わかりにくい」という衣で隠れて、誰がなにをしているか。
なかなか手に入りにくい情報です。

藤沢さんのザクザクとした切り口を、ぜひ体感してみてください。

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