レビューの記事一覧

ハートフルセックス―愛を高める72の法則

もっともっと、いっぱいいいセックスがしたくなりました。

聴いていると、自分の未熟さが垣間見えるようで、耳に痛い部分が多かったです。
まだまだ僕は女性について知らなすぎるし、世の男性も絶対にそう。

そして女性も女性自身のことについても知らないし、
女性も男性のことを知らなすぎる。。。

んっ!?
全員が、なにも知らなすぎる。ということになってしまった。

そのくらい、加藤鷹さんの経験値が一般よりも飛び抜けているんですね。
なにせ、いままでに6000人の女性とプレイしたっていうんですから。

その鷹さんが言う言葉なら、参考にした方が良さそうです。。。。

わかったふりをすればカンタンだけど、きっとホントは全然わかってない。

こんなに混乱したレビューになってしまう原因は、

そもそも言葉で教えられないものを、言葉で学んでる。

からです。

それを言ってしまえば人生のことや成功のこと。人間のこと。およそ「本」と呼べるものは全て、言葉にできないことを言葉にしているわけです。
しかし、ことセックスに関して言えば、さらに抽象的な部分が多すぎる。

「女は、体ではなく、空気で感じる。」
「普通のことが一番エッチだ。」

こう言われて、「うんうん、そうなんだよね。」と、自分もわかったふりをすることはカンタンにできます。
でもきっと全然わかってない。そんな気がするんです。
だってそんなカンタンにわかっちゃ面白くないし。

このオーディオブックを聴いて得た、最もおおきなものは、まだまだ男女のセックスには、僕が知らないレベルがたっぷりあるということ。
そしてそのレベルを知らずに人生を終える男女がめちゃめちゃ多いだろうということ。

そりゃもったいないから、もっといろいろアクションして人生を楽しもう。
と思った。
これだけで、このオーディオブックを聴いた価値はあったんじゃないかと。思うのです。

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レビュー

ロバートハリス EXILES
オーディオブック ロバート・ハリスのEXILES

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1、僕とハリス氏
2、Life is X
3、3、14時間聴いた時点で、ナレーターが本人だと気づいた。

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1、僕とハリス氏

「ロバート・ハリス」という名前はなにかどこかで聴いたような聴かないような。
それでも、はっきりとハリスさんを意識した日のことは覚えています。

もう2年ほど前。2011年くらいのこと。
本屋さんでなんとなく歩いていて、この本を手に取ったときです。

この本を手に取って、パラパラとめくり。
「こっ!こんなにわかりやすくて実践的な英語の本があるなんて!!」と驚愕。

接客業のバイト先で、英語のお客さんは任される程度の英語力が僕はありますが。
そんな僕が「オススメの英語の本は?」と聴かれるたび、この本をオススメしてます。

実は、僕のAmazonアフィリエイト経由で一番売り上げが多い本でもあります。

それから数年。

 
ここ一ヶ月の僕の動きはですね。

<なんとなく、人生に迷いを感じる>

<本格的に迷い、かなり落ち込む>

<どこかで聴いた、「人生でやりたいことを100個書き出す」手法をする>

<元気でる>

<人生の100のリストについて調べて、ハリスさんに興味をもつ>

<ハリスさんの本がFeBeにもあることを知る>

<聴いて感動。ブログ書こう!!> ←いまここ

ということです。

2、Life is X

FeBeのオーディオブックは長いものでも6〜9時間のものが多いです。
しかしこの作品は15時間

あぜーん。。。

15時間もいったいどんな内容かというと。
ハリスさんが世界中を旅し、いろんな女性と関係を持ち、オーストラリアで開いた「EXILES」という本屋さんの話です。

この記事のタイトルにも書いた「自分は、なんとなく世の中に会わない・・・」
というひとに特にオススメなのはここです。

「このひとの方が、よっぽど世の中に合ってない。」

と本気で思えるし、もっと深く言うと、

僕らみたいな、世の中に会わなくてモヤモヤしてる連中は、ヒッピーとかボヘミアンという形で大昔から存在しており、なんら不思議な存在ではない。

ということが感じられるからです。
逆に言うと、日本の不自然を感じられる。

そして男ならだれしも、こんな破天荒な恋愛がしたいと思うだろうし、
女性は。。。どう感じるかはわかんないけど。

3、14時間聴いた時点で、ナレーターが本人だと気づいた。

聴きながら
「いやー、この声優さん。すんごくいい臨場感で話すよなぁ。」

と思っていたんですが。それもそのはず。ロバート・ハリスさん本人によるナレーションでした。
本人はラジオDJが仕事だし、自分で書いた自分の文章を読み上げるわけだから、そりゃ気持ちのこもり方も違うわな。

いままでにFeBeで買ったオーディオブックで、著者本人がナレーションをしてる作品は、2作目。
1作目は蝶々さんの「小悪魔流」
このときも蝶々さんの色っぽい声に翻弄されましたが、
今回はハリスさんの、自信のこもった、ダンディな声に引き込まれました。

本人のナレーションの作品は、他と価格は変わらないのに本人の雰囲気や息づかいまで感じられて、得した気分になっちゃいます。

ということでした。
僕のオーディオブック至上、ベスト3に入るんじゃないかくらい、良い作品に出会えました。

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レビュー

クビでも年収1億円

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1、僕と小玉さん
2、肝心の内容はというと
3、次の戦犯は「会社員」?

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1、僕と小玉さん

 

は、お会いしたことはありません。
お会いしたことはありませんが、僕は小玉さんと同じ畑の出身です。

本文中にも沢山でてくる「ネットビジネス」です。
いまはブログのアフィリエイトで落ち着いていますが、物販も一通り勉強し、メルマガもコンテンツ販売も細々と行っております。

「クビでも年収1億円」はかなりライトな内容で、世の中の多くのひとに受け入れてもらえる内容ですが、
ネットビジネスのもっと奥深くまで切り込んで話す、「億の細道」でもかなり勉強させて頂きました。

このオーディオブックの最初と最後には小玉さん本人が話す特典があるのですが、その小玉さんの声を聴いて
「あ〜。億の細道が懐かしいなぁ。こんなに一般向けになっちゃって。」
と、偉そうにも思った次第であります。はい。

 

2、肝心の内容はというと。

「クビ億」での、僕的な2大ポイントはですね。

●「サラリーマン」というシステムがいかに終わってるか
●小玉さんだってグダグダな時代があった。

というところでした。

●「サラリーマン」というシステムがいかに終わってるか

という点は、言わずもがな。
・どんなにいい成果を上げても、給料に反映されるのは雀の涙。
・頑張ってる人も頑張ってない人も、ほぼ同じ給料。
・無意味なサービス残業、飲み会。。。etc…

あげればキリがないほどの意味不明なシステムがサラリーマンだ。という点には僕も同意です。
期間は短いですが僕もサラリーマンでしたが、辞めて正解でした。

「労働と報酬の交換の場所」の資本主義的な場所であるはずの会社が、
「労働者同士のつながり、慣例が大事」な社会主義的な使われ方をしていることが様々な元凶でしょう。

小玉さんも、これでもかというほど現役時代のエピソードを書き、サラリーマンシステムを糾弾しているので、クスっと笑える場所も多かったですが、逆に笑えないひとも多いと思います。
小玉さん自身の、サラリーマンを糾弾したい気持ちがたっぷりありながら、客観的な立場で。昔は自分もそうだった。けどそれを抜け出した今だから見えてきたもの。という立場で丁寧に書いてくれているので、すんなりと頭に入ってきます。

●小玉さんだってグダグダな時代があった

ネットビジネス業界ではほぼトップ。
それだけでなく、宣伝カーもバンバン走らせて、アングラだけでなく、メジャーに対しても地位を確率しつつある小玉さん。

それでも数年前には株で大損をし、居酒屋で大学生に混じってバイトをしていた。
偉大な起業家や偉人が、若かりし頃には苦労した、という話はよく聴きます。

しかし小玉さんは、インターネットのスピードゆえ、数年間で大きくランクアップしたひとです。
なのでほんの数年前には、自分と同じランクにいたんだな。ということがリアルに感じられます。僕も数年前は居酒屋だったし・・・。

僕がああしてる間に小玉さんはあしたから、こうなったのか。。。とリアルに感じられることは大きい。

とくに、株で大損して「次で絶対に取り返すから!」と彼女に頭を下げる姿は、目も当てられないし、このひとが数年後にこれだけ有名になるなんて信じられません。

「小玉さんだって数年前は凡人」は、そっくりそのまま
「自分だって数年後は1億円」にあてはめることができるのです。

 

3、次の戦犯は「会社員」?

これは数年間から小声で僕が言っていることなんですが。

70年前に戦争が終わり。終戦のその日から、英雄は戦犯になりました。
「ひとを多く殺したひとが偉い」という価値観が、一夜にして変わったから、ひとを多く殺す事で英雄になっていた軍人は、あっという間に行き場を無くしたのです。

もし、数年後。
「真面目に会社に勤めるのが偉い」という価値観が一気にひっくり返ったとしたらどうなるでしょう?

行き場を失うのは、「真面目な会社員」です。
「経済的な発展が大事」「仕事があるからしょうがない」という価値観が今の日本を埋め尽くしていますが、

「個人の幸せにこそ、国家は成り立つ。今後はGDPの上昇を追わない」
「家族と過ごす時間を削って仕事するなんて狂ってる」
という価値観が日本中を取り巻く日はもうそろそろ来そうです。

3.11の大震災は、その価値観の変化に気づくための予兆にも思います。
次に3.11級の大事件が日本に起こり、価値観が変わったら。次の戦犯は「会社員」だろう。と僕は数年前から感じています。

話はそれましたが、この「クビでも年収1億円」を読んで、それを強く実感しました。

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レビュー

ランチェスター思考 競争戦略の基礎

ランチェスター思考

「本気だから、これだけ考えてるのか」

戦争から生まれた戦略。
戦場では、ひとつの判断ミスで、数千人の命が失われる。

現代では、
ひとつのミスで、ちょこっと恥をかいたり、お金を失ったり、最悪でも借金を負うだけ。命はひとつも失われない。

ランチェスター戦略は、戦争で生み出された戦略です。
それが転じて現在では、企業や商品がいかに成功するかを目指すために使われる思考法です。

7時間を超えるボリューム。
カチ、カチと積み重ねられた理論を吸収してみて感じたのは。

「そりゃ、ここまで真剣になるわ!ひとが死ぬんだもの!」
です。

真剣さが違うから、結果もドンドン違ってくる。
「いいかっこしたい」「美しくありたい」「常識的に・・・」
などといった不純物はそこに含まれず、いかに””勝つ””か?のみに絞った戦略は、シンプルで粘着質を持ちます。

普段ぼくが学んでいる「成功哲学」「自己啓発」が、いかに平和ボケしているか?を思い知らされます。安全・平和が約束された上での競争では、命までは取り合わない。
それなのに、ランチェスター戦略は、現代の営業活動、販売活動にも応用ができる。

具体的にどう違うかと言うと、いま流行ってる自己啓発は「兵隊」あるいは「会社員」「個人」がどう動くべきか、考えるべきか、にフォーカスされています。
ランチェスター戦略は、「指揮官」「指導者」「社長」がどう動くべきか、考えるべきかにフォーカスされています。

いずれにしても有限の資源(ヒト、モノ、カネ)をどう使うかの話ですが、個人と指導者では、資源のボリュームが全く違います。

個人であれば自分と自分のお金しか動かせない。
指導者は時には数千人の他人の命までも、その裁量に任せられる。

するとどういう結論になるかというと、イチ会社員がこの本を読むのは、オススメしません。読んでも、自分の上司の無能ぶりに目がいって腹が立つだけです。
経営者にこそ、読む価値がある。どんなに小さくても自分が社長になって仕事をしているひとにこそ、読む価値がある。
それも「成功したいな」と思ってるひとが読んでも意味がない。「ムズカシッ!」となって終わるから。

「命を賭してでも成功する!」という信念のある経営者にしかオススメしたくない本です。

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レビュー

武器としての交渉思考
武器としての交渉思考

「このひと、ぜったい交渉うまいわ・・・。」

と思うのは、当然といえば当然なんですが。

聴いていて、

「交渉というと一般的に○○○というイメージをもたれる事が多いですが・・・」とか、
「・・・ここで貴方は、“それは○○だよ”とお思いでしょうが、実は・・・」

などと、しっかりと僕たちの目線まで“降りてきてくれる”のが、瀧本さんの優しさです。

交渉という分野自体が、日本人にとってかなりの苦手分野なので交渉に慣れているひとなんてほとんどいないのが現状です。
アメリカから渡ってきたような「ネゴシエーターがどうの」「セールスがなんだ」みたいな交渉本は、手を出そうとも思わないのですが、
そこでのこの本の存在は大きい。

個人的には、交渉の相手を「理論的に正しい選択をする相手」と、「そうでない相手」と分けて考えることを知れただけで、大きな収穫でした。

そうですよね。なにか交渉するときって、明確になにが得で損かを示しても、聴く耳を持たない相手って多いですもんね。そんな相手と、明確に損得が見えている相手と、同じ手段で攻めるのは、全く建設的ではないです。

そしてそして。

本編の交渉術はもちろんですが、僕は、終盤に瀧本さんが書いていた「言葉の持つ力」の話と、特典音声がツボでした。
僕がブロガーということは多いに関係すると思いますが、インターネット上での言葉の持つ力の大きさを、これほどまでに明確に言語化してくれた方を僕は知りません。

そして特典音声は、実はほとんど台本なしで制作したとのこと。
ぷふっと笑えて、とても参考になります。

人生を建設的に動かすのに必要な「交渉」という技術を、人生の早い段階で手に入れる。というのは結構大事かもしれません。

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レビュー