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統計学が最強の学問である
- 西内啓
- 定価:1680円
「えっとー・・・。わかんなくなっちゃったな。」
となります。
注意が必要です。
数字があまり得意でない方は、特に。
本で読んでもわかりにくいような数字や専門用語を、音声で耳から聴くのはムリがあるやもしれません。
それでも著者やオトバンクの方々はそのくらいお見通しのようで。
ちゃ~んと添付ファイルに専門用語集と、本文で語られる表やグラフも付けてくれています。
「オーディオブックでせっかく聴くのに、わざわざ添付資料みるの?」
なんて言わせません。背に腹は変えられんのです。
そして添付の資料を見れば、意外や意外。スッと頭に入ってきます。
そしてオーディオブックの特徴である、「何回でも聴ける」のおかげで、2回聴くと、かなり腑に落ちる内容でした。
どう腑に落ちたかというと・・・なるほど確かに「統計学が最強の学問」だわ。と思い知らされます。
他のいろいろな学問が、「どうやって敵を倒すか?オノで切りつけるか?弓矢がいいか?石を投げるか?」と相談している横で。統計学は。
「相手の急所を調べ上げて。矢の先っぽをギリギリまで尖らせて。相手が寝ている時間に忍び込んで。一撃で。万が一外れた場合に備えて、毒ガスも蒔いておく。」
と、虎視眈々と、目標を達成できる可能性が100%に近づくような計画を練っているのが統計家の僕のイメージです。
その分、時間もかかるし根気も必要。だけど、結果が出やすいのは間違いない。
「統計学が最強」というのは別の言い方をすると
「目標達成のために費やす時間が最も多いから、必然的に最強」
とも言えそうです。
でもそんな統計学も、インターネットとIT技術の発達で、ネックだった時間すらかからなくなってきてる。もちろん0ではないけど。
僕もこうしてブログを運営するうえで、
「何人がどこから来て、どのくらい滞在してくれてるか?」
「なんというキーワードで何位で、そもそもそのキーワードはどのくらい検索されているか?」
と、統計学というか、大きな数字から次の一手を見つけるのに日々頭を悩ませております。
統計学。いつの時代も最強かと言われたら違うけど、
ネットが発達した現代では、最強かもしんない。
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