続・働く理由―99の至言に学ぶジンセイ論。

盛り沢山すぎて頭の中はいっぱい。

スティーブ・ジョブズとか爆笑問題の太田光さんとか。
トップスターの名言をドンッ!と出して。

それに対して著者があーでもない、こーでもない。と語る本。
ステキな言葉。深い言葉。いっぱいあるけど。

正直、脳みその容量を超えます。

現代っぽい本。

何とくらべて現代っぽいかというと、例えば、
ベンジャミン・フランクリンの「若き商人への手紙」など。
これは「とにかく勤勉に働け。」ということを書いてる本。

しかしこの「続・働く理由」は、仕事における、やりがい、モチベーション、意義などに関することがほとんど。
数十年前までは「仕事」は「生きるため」にすることだったけど、
現代は間違いなく「生きるため」だけではない。

人生の大半の時間を注ぎ込む「仕事」に、なにを求めるか。という問題への議論は、歴史が浅い。
そういう意味で、とても「現代っぽい」本がこれ。

軸が定まっていないひとにはピンボールになるきっかけになる。

この本は、自分の仕事感が定まりきってないひとには特にオススメ。(ほとんどのひとがそうだろうけど)
そしてこの本を聴いたからといって「よしっ!決まった!」となるわけではなくて。

「あのひとはあー言ってるし、このひとはこー言ってるし。いったいどれが正解なんだー!?」

と、頭の中をごちゃごちゃにするきっかけになると思う。僕がそうなった。
「これは、こうである。」という正解を目の前に置かれても、納得いかないのが僕ら。

だから、いろんなひとの意見をちょっとずつちょっとずつ聴いて、自分だけの答えを決める必要がある。
そのために、とっても役に立つ一冊になる。

間違っても、答えを求めてこのオーディオブックを聴いてはいけませんよ。

購入はこちら↓

続・働く理由―99の至言に学ぶジンセイ論。