レビューの記事一覧

ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる-

「ついに世の中の関心もここまで来たか」

というのが本当に正直な感想です

しかもこのオーディオブックが、何週も連続でFeBeのランキングでトップであり続けたのです。

いままでの「感謝が大事」とか「プラスの言葉を使いましょう」とかっていう、表面だけ変えれば全てよくなるかのような書き方がされた本達(もちろんそれで多少はよくなるのだけれども)
とは一線を画した、ワンランク上の内容です。

「この本の内容を聴いてチンプンカンプンな方でも大丈夫。少しずつ目覚めていきましょう。
この本の内容を充分に理解できている方は、もっともっとその意識を世の中に広めていきましょう」

アメイジング!自信満々!

本の内容は主にエゴの理解と、ペインボディ。どちらも世の中の「いい言葉を使いましょう」周辺の全ての根源。

これらの内容を一度耳で聴くだけでも、日常的に「あ、これはエゴが働いてるな。」とか「あ、ここでペインボディが現れた」という風に気づけるようになれそうです。

その気づいた時々で、感謝をしたり、言葉を変えたりしていけば、表面的にとりあえず言葉や感情を変化させるよりも、ずっと早く人生はいい方向に変わっていくでしょう。

世界ではこれだけエゴへの理解が進んでいて、それに関心があるひともとても多い。
であれば、これから先の地球も安心かもしれない。
と思わせてくれる一冊でした。

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レビュー

志高く 孫正義正伝 完全版

身が震えるような本です。

孫正義さんが、どのように名乗りをあげ、ソフトバンクを、日本を代表する企業にまで押し上げたのか。

その一部始終を追体験できるこのオーディオブックは、「もっと大きな人生を生きたい」と漠然とでも思っている方のお尻を、ペチーンッ!!とひっぱたいてくれます。

「命は限られているのだから、無駄にしてはいけない。」

孫さん・・・あんた男や・・・。

そんな孫さんのなかでも、最も注目すべき特徴があります。
それは「集中力」。
新しい製品の研究に没頭しすぎて、なんと2度も結婚式をすっぽかしてしまったというエピソードも書かれています。もっとも2回目は神父様にお願いして、遅刻してもなんとか式をあげてもらったということですが。

かつては大きな志を持っていたけど、いまはそれらはほこりを被ってしまっている。
いつか取り出そうと思っているけど、そのいつかを今も待っている。

そんな方にはオススメしたいオーディオブックです。

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レビュー

統計学が最強の学問である

「えっとー・・・。わかんなくなっちゃったな。」

となります。
注意が必要です。
数字があまり得意でない方は、特に。

本で読んでもわかりにくいような数字や専門用語を、音声で耳から聴くのはムリがあるやもしれません。

それでも著者やオトバンクの方々はそのくらいお見通しのようで。
ちゃ~んと添付ファイルに専門用語集と、本文で語られる表やグラフも付けてくれています。

「オーディオブックでせっかく聴くのに、わざわざ添付資料みるの?」

なんて言わせません。背に腹は変えられんのです。
そして添付の資料を見れば、意外や意外。スッと頭に入ってきます。

そしてオーディオブックの特徴である、「何回でも聴ける」のおかげで、2回聴くと、かなり腑に落ちる内容でした。

どう腑に落ちたかというと・・・なるほど確かに「統計学が最強の学問」だわ。と思い知らされます。

他のいろいろな学問が、「どうやって敵を倒すか?オノで切りつけるか?弓矢がいいか?石を投げるか?」と相談している横で。統計学は。

「相手の急所を調べ上げて。矢の先っぽをギリギリまで尖らせて。相手が寝ている時間に忍び込んで。一撃で。万が一外れた場合に備えて、毒ガスも蒔いておく。」

と、虎視眈々と、目標を達成できる可能性が100%に近づくような計画を練っているのが統計家の僕のイメージです。

その分、時間もかかるし根気も必要。だけど、結果が出やすいのは間違いない。

「統計学が最強」というのは別の言い方をすると

「目標達成のために費やす時間が最も多いから、必然的に最強」
とも言えそうです。

でもそんな統計学も、インターネットとIT技術の発達で、ネックだった時間すらかからなくなってきてる。もちろん0ではないけど。

僕もこうしてブログを運営するうえで、
「何人がどこから来て、どのくらい滞在してくれてるか?」
「なんというキーワードで何位で、そもそもそのキーワードはどのくらい検索されているか?」

と、統計学というか、大きな数字から次の一手を見つけるのに日々頭を悩ませております。
統計学。いつの時代も最強かと言われたら違うけど、
ネットが発達した現代では、最強かもしんない。

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レビュー

スタンフォードの自分を変える教室

最近の「自己啓発書」はここまでキタか!!

と唸らずにはいられませんでした。

僕は今までに400冊以上は自己啓発書やビジネス書を読んできましたが、ここまで詳しくヒトの性質を研究している本は初めてです。

それもそのはず。この本はタイトルの通り、スタンフォード大学で行われている授業を本にしたものなので、本来ならば一冊の本に入り切るようなボリュームではないのです!ホントにボリュームたっぷり。

でもそこは、オーディオブックで何回も聴くことでカバー。

とにかく徹底的に行われるヒトに対する研究。実験。そうして見つけ出された結果は、いままで「気合」とか「体質」という言葉で片付けてしまっていた領域を、ついに科学で分析してしまった、という感じです。

具体的に言うと、
「食欲や性欲、ムダ遣い、惰性などの低俗な欲求」をいかにコントロールし、
「ダイエット、幸せな家庭、経済的な成功、人生の成功」などの、より大きな目標に向かった行動を、いかにとれるか?という話です。

ほら。「気合」とか「体質」あるいは「しょうがない」とかって言葉で片付けたくなっちゃうでしょ?でも、そこをグリグリほじくり返すのは、さすがアメリカ(笑)。

結論から言うと「できない自分を許し、受け入れつつ、人間の性質を理解する。小さな決断を何度もするより、大きな決断を一度してしまえばおっけーな状況を作ってしまう。」

ということでした。

確かに低俗な欲求を抑えて、大きな目標に向かう時間が増えたら、それだけで「自分を変えた」と言えますよね。
とにかくハイレベル、大容量、実践的な、オススメの一冊です。

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レビュー

風立ちぬ

え、オーディオブックで小説って聴けるの?

って思ったんじゃないですか?
僕も思いました。
でも、いま話題の作品だし、500円だし、これを買わないとずっと小説にはチャレンジしなさそうだな、と思ったので。

「オーディオブックで小説」デビューしちゃいました!
さっそく聴いてみたのですが・・・。

おぉっ!大事なシーンとか、冒頭とかで、いい感じに音楽が入っている!
そしてですね、聴いている間は、物語の中の美しい情景が、ホントに頭に浮かんでくるんですよね。

「こういう緑があって、こういう風が吹いていて。こういう風に草が揺れていて。」
って耳元でひとつひとつ言ってくれて、その度に頭の中にあるその情景が少しずつ変化していく。
あぁ。人間が持つ想像力っていうのは、こんなに素敵な力だったんだなぁ。
と、しみじみと実感しました。
まるで枕元で物語を読んでくれてるみたい(実際そうなんですが。)
僕たちって、美しい映像とか写真を見せられることに慣れすぎちゃってるんだな、と思いましたね。
内容自体は、ちょっぴり切な悲しいですが、すごく好きです。<

いつもオーディオブックは2倍速で聴く僕ですが、さすがに音楽のかかってる大事なシーンではしっかり1倍速で聴きました。

それ以外の、普通に物語が進んでるシーンは2倍速で聴いても、全く問題なく聴けました。
これ聴いて映画。とか、映画観た後にまた聴くと、また感じが違うんだろうなぁ。

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風立ちぬ

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